週刊SPA!　

手作りマスクがめちゃ進化中。デコマスク、ブラジャー、ペットボトル…

https://news.yahoo.co.jp/articles/e9d9b083ce25220f533e4ca718d53b8931937868?page=2

新型コロナウイルス流行前の日本のマスク事情として、「小顔に見せる」「悪臭を消す」「できる男のマスク」「紫外線カット」「香るマスク」薬品の塗布したものなど、面白いものがたくさんあります。それでいて、このようなマスクでもほとんどがフィルター性能については透過試験がされているのです。書籍「マスクの品格」でも日本特有のマスクの文化について、それはそれで良いという事を記しています。むしろそれらをきっかけに、マスクの正しい扱いができる国民へシフトしてほしいと願っていました。

今回の取材では、これらの手作りマスクをどう思いますか？という質問について、まずこれらのマスクを取り巻く動き、マスクの認識、付けることの重要性、日本文化の象徴として否定するものではなく、むしろこれはこれで良いということを話した上ではじめに正しく命を守るマスクとしての立場でコメントをしています。

実際には、否定的な発言の部分だけが掲載されたので、中には嫌な気持ちになった方もいるかもしれません、そのこと自体を否定する意図は一切ありません。

この取材については、先に申し上げたような話を前提としています。その上で、感染予防でこれらのマスクを着用する目的の人が一人でもあれば感染拡大につながる可能性がある以上、過信しないでとしか私は言いようがないのです。それだけ、医療現場においてもマスクの知識やフィットテストが定着していない現状を危惧しており、マスクの独自解釈による弊害が生じてしまうのです。