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【取材協力】朝日新聞 布マスクは有効? WHOは「どんな状況でも勧めない」

私のコメントが再掲載されましたが、、、

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000043-asahi-sctch

https://www.asahi.com/articles/ASN424D52N42ULBJ003.html

朝日新聞:岡崎明子さん:2020年4月2日 13時25分

 「布マスク、うちの子つけても安心? 政府は勧めるけれど」こちらの元の記事から私のコメント部分を切り取って掲載された記事です。

私のコメント部分のみは問題ありませんが、タイトル「WHOは「どんな状況でも勧めない」」に私のコメントが続いており、記事全体として読んだときに、私のコメントとタイトルが矛盾しているように感じられた方が多いのではないでしょうか。

まず、こちらのWHOのコメントとともに私のコメントが出ることは知らされておらず、このタイトルについて質問されて答えたコメントではありません。以前私が別の取材で答えた内容の一部についてが送られて、私のコメント部分のみの校正はこなっています。また、同じ記事中の画像や、他の先生のコメントも私は存じ上げておりません。

WHOのコメントは、議事録を拝見すると「医療現場で布マスクを勧めない」という意図が分かります。布マスクに感染予防効果はなく、あるいは限定的ということはその通りで勧めることはできません。不織布マスクであっても顔にフィットせず漏れ込んでいいるので、感染予防では不適切なマスクであると言えます。マスク不足の中、つけない状態よりは、マスクの機能としてマシな部分があるので、そのことを比較してつけないという選択肢はないと言えます。もちろん、ウイルスが付着して感染源になる危険性も十分起こりうるので、適当に布マスクを扱った場合の感染リスクと布マスクをつけた場合のメリットを天秤にかけた場合、リスク・ベネフィット評価をしなければいけません。しかし、くしゃみをした時にウイルスを含む鼻水、唾液を近接している人に付着させるリスクを回避できると考えると、つけないという選択肢はなくなります。

単に口を覆う布マスクではなく、万人の顔にフィットしやすい防じんマスク同等のマスクを生産すべきだと思います。